あかずの踏切
井上陽水の楽曲です。アルバム「氷の世界」の第1曲目の歌です。昭和48年の発売で「氷の世界」はLPレコード(この言葉も古いですね)で始めてミリオンセラー(100万枚)になったアルバムです。私が初めて買ったLPレコードもこれでした。
曲の内容自体は、あかずの踏切を行き交う電車を前に心に浮かぶ様々なことを支離滅裂につづった曲で、主題というものは感じられませんが、いかにも井上陽水らしい曲です。踏み切りの向こうに恋人がいて、食事の時間をのばしてほしいといったり、子供が踏み切りのむこうとこっちでキャッチボールをはじめたりと何の脈絡もない歌詞の連続です。
でも実際に各地に存在している「開かずの踏切」で、それを開くのを待っている人々の心の中の総和は実はこんなところかもしれません。私はこの曲を意外と気に入っています。
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