飛鳥山公園スロープカー
京浜東北線王子駅前に飛鳥山公園というのがあります。小高い丘になっていて、都電もその公園の脇をカーブを描きながら登っていきます。その公園に今年の7月からスロープカーというものが運行されています。モノレールと言ったらよいのか、ケーブルカーと言ったらよいのか、斜面を登るために敷設された小ぶりな車両なのです。最近各地に建設されています。本物のモノレールやケーブルカーは国土交通省の所管ですが、これはあくまで私有地内を走る私有の乗り物と定義されているため、免許もどうなっているかよくわかりません。斜行エレベーターの一種と理解されているようです。こういった正規の鉄道でない乗り物は私の守備範囲外なのですが、そうは言っても近くにこういう乗り物があると乗りたくなります。
ご覧のような1両の乗り物が斜面を行ったり来たりするだけです。所要時間は2分、距離は100mもない感じです。バリアフリーも意識されていて、車椅子でも乗れそうでした。運賃は無料でだれでも乗れます。朝10時から夕方4時までの運行で、木曜日は点検のため運行停止になる時間帯があるようです。
ちょうど都電のレトロ車両が通りかかりました。飛鳥山公園の山上からは新幹線の高架橋も良く見え、鉄道を楽しむ穴場であることに気付きました。
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