鉄子の旅プラス
書泉グランデで「駅弁ひとり旅7巻」を発見した直後、その近くに「鉄子の旅プラス」が発売されているのが目に留まりました。この本の件は春休みに帰省していた私の妹から教えられていました。私の趣味はみんなに知れ渡っているので、よく「○○線乗りましたか」とか「こんな番組やってましたけど見ましたか」とかいろいろなことを教えてもらえるのです。大半が既に知っている情報なのですが、この本の件は妹に教えられるまで知りませんでした。そういうわけでこの本もさっそくゲットしてきました。
鉄子の旅は、日本の鉄道全駅を下車した横見浩彦氏が漫画家菊池直恵氏とテツ分の濃い旅を続けるもので、ヒートアップしている横見氏と冷ややかな菊池氏の対比がユーモラスです。そんなこともあって人気の漫画になっていたのですが、残念ながら第6巻で終了していたのです。
ところが今回「プラス」として、6巻以降に起きた最新エピソードを単行本化したようです。アニメ化や新駅弁企画などジャンルも幅広くなっていて、横見氏もさらにヒートアップしています。一方、鉄道関連の記述、描写が正確なのはうれしいです。
なお、表紙のカバーをはずすと、そこにも漫画が描かれているのをご存知でしょうか。私も最近親戚のN君に教えられ、初めて知りました。私も結構ツウぶっていますが、頭の柔軟さがかなり失われているようです。意外なところに意外なものがあるものです。皆さんもお確かめください。
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