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2009年3月10日 (火)

鉄道旅行地図帳

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 新潮社から「鉄道旅行地図帳」というのもが発売されている。分冊形式になっていて、現在第10号の大阪まで発売されている。鉄道旅行に行くときは、旅行する地域により、この地図帳を持っていくことが多い。平成21年3月7日、青春18きっぷで飯田線を旅したときもこの地図帳を持って行った。時刻表の巻頭にも地図が載っているが、ご承知のようにかなりデフォルメされていて、実際に車窓を眺める際にはあまり役にたたない。ところがこの地図帳は正縮尺で、線路の曲がり具合なども正確に表現されているので、この先どうカーブするのかなどが一目で分かるようになっていて重宝する。また地図上には路線の景色の良いところや、急勾配の区間、名駅舎の表示などもあって、車窓と対比しながら乗っていると楽しい。また、現在の線だけでなく、廃止された線の路線なども記載されているので、昔の乗った線の思い出に浸ることもできる。巻末には各駅の開業年月日のデータもあるので、この駅が開業当時からあるのか、後から新設されたのかといったことも分かる。

 そういった特長のある地図帳を手にしながら、飯田線を車窓を楽しんでいたところ、通路を隔てた隣のボックスの50代くらいの男性が声をかけてきた。

「今ご覧になっていたのは何ですか」

「ああ、これですか。鉄道旅行地図帳というもので、毎月1冊ずつ出ているのです。今回の旅行にあわせて東海地方のを持ってきました」

「ちょっと見せてもらっていいですか」

「はい、どうぞ」と言うことで、その男性と会話が弾んだ。

 愛知県岡崎市に住んでいるその人は、青春18きっぷで奥様と旅行中で、中央西線経由で飯田線に入ったとのこと。この男性は高速道路で配られている地図を持っていたが、あわせてJTBの大判の時刻表2008年8月号も持っていた。鉄道ファンというほどではないが、鉄道旅行好きの人のようだ。私と同じように飯田線を辰野から豊橋まで6時間に渡って乗り通すらしい。先ほど駅弁とビールでしっかり腹ごしらえをしていた。私が横浜に住んでいるというと、来週はムーンライトながらで神奈川の方にちょっと顔を出すという話もしていた。奥様は、「私はいつも寝ているだけですよ」と謙遜していたが、仲のよさそうな夫婦であった。

 その男性は、学生時代大嵐駅付近の工事現場でアルバイトをしていたときの話や、湯谷温泉付近の景色の良いところにさしかかると私に声をかけてくれるなど、放し好きのいいおじさんだった。私は旅先で人と話をすることはほとんどないのだが、こういったことも悪くはないと感じた。

「横浜には何時に着くのですか」

「11時半頃です」

「まだ先は長いですね。我々はもう庭のようなものです」

豊橋まで乗り終え、お互いに挨拶をして分かれた。

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