さわやかきっぷとフーテンの寅さん
ほくそう春まつりのイベントに行くにあたって、「さわやかきっぷ」という北総鉄道の1日乗車券を使用した。1日乗り降り自由で1000円と大変お得な切符なのだ。何しろ北総鉄道は運賃が高く、京成高砂から印旛日本医大まで乗ると820円もするので、1往復するだけでももとが取れるのだ。
こういった切符があると最大限活用しないと損する気がするので、北総鉄道の駅で乗り降りしたことのない駅を全部乗り降りしてきた。その最後の駅が新柴又で駅の案内板を見ると帝釈天まで10分ほどで歩けることが分かったので、お参りしてきた。
帝釈天の帰りは京成の柴又駅が近いので、そちらから帰途に着いた。柴又駅前には、おなじみ「男はつらいよ」のフーテンの寅さんの像が立っていた。旅に出ては新しい恋に目覚め、柴又に戻っては一波乱あってまた旅に出る、そんなことが繰り返された駅前に、意外と寂しげな表情で立っていた。その視線は何を見つめていたのだろう。
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