愛知こどもの国 こども汽車
平成21年1月10日、愛知こどもの国にあるこども汽車に乗りにきました。名鉄蒲郡線こどもの国駅から山道を登ること10分くらいのところにあります。入り口からさらに10分はど坂道を登ると、このこども汽車の乗り場に着きます。こども汽車は愛知県が運営する遊園地内にある遊戯施設に過ぎないのですが、普通の遊園地などにある外見だけの蒸気機関車ではなく、本当に石炭を焚いて蒸気を沸かし、その圧力で走る正真正銘の蒸気機関車なのです。
乗り場付近には鉄道に関する豆知識が書かれた案内板などもあり、この汽車が鉄道として大切にされているのかよくわかります。
私は11時ちょうどの汽車に乗りました。こども汽車といっても大人でも乗れます。動輪2軸のB型蒸気機関車を先頭に5両の客車が連なっています。ただし客は少なく、私の他には家族連れが一組しかいません。5両ではもったいないくらいですが、いちいち切り離したり、増結するのもわずらわしいらしく、ヒョーという物悲しい汽笛とともにそのまま発車します。
スピードは最高でも10km/hなのできわめてゆっくり走りますが、山の頂上付近を走るため眺めはよく、三河湾や渥美半島、それから先ほど降りたこどもの国駅などが眼下に広がります。最後にトンネルを抜けると一周1kmの線路は終点です。列車を降りると、機関士が頼みもしないのに、写真を撮りましょうかと声をかけてくれたので記念撮影をお願いしました。鉄道ファンを大事にしてくれる気持ちがあらわれていてうれしくなりました。
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