昭和の鉄道の思い出7 ホテルの予約
今回の正月北陸旅行では、12月31日に富山のルートイン富山駅前、1月1日に金沢のホテルエコノ金沢駅前にそれぞれ一泊しました。楽天トラベルでインターネット予約して、両ホテルとも朝食つきで4,000円ちょうどでした。どちらのホテルも建物自体は昭和50年代風のつくりで、室内の備品もちょっと古めかしいものでしたが、私のように夜遅くホテルに着いて朝早く出立する乗りテツにとっては、特段問題になるレベルではありません。ホテルでくつろごうという考えがないので、シャワーが使えればバスが狭くても気になりませんし、ベッドが硬かろうが柔らかかろうが、関係ありません。
富山のルートインは朝食が元旦ということもあり、重箱に入った豪勢なおせち料理で、お雑煮もついていました。この朝食だけでも普通のホテルなら少なくとも1,500円くらいは取られそうなものです。結構分量もあり、私は煮物を少し残してしまうほどでした。金沢のホテルエコノは、普通のホテルの無料朝食らしく、パン、ご飯、スクランブルエッグ、納豆、ウインナーなどでしたが、やはりお正月ということもあり、お雑煮がサービスされていました。どちらも4,000円では申し訳ないような感じです。
以前のホテルの予約というと、ビジネスホテルのガイドブックを参考に、自ら直接ホテルに電話して空室の有無を確認して、空いていれば予約を入れ、部屋のランクも相手の言いなりでした。安い部屋が空いていても高い部屋に誘導されていたかもしれません。他のホテルと比べる術もほとんどありません。ホテルの水準もガイドブックではよく分からないので、安心のために、たいていはサンルートやワシントンホテル、東急インといったチェーンホテルを選んでいました。
しかし、今はインターネットで同じ地区のホテルが一覧でき、料金の水準はもとより、利用者の声まで掲載されていて、サービスが悪い場合にははっきりと苦情が書かれていたりします。その結果競争が厳しくなって、私は4,000円という低料金で泊まれたわけですが、料金が抑えられたのと引き換えに安全という部分で水準が下がっていたとしたら元も子もありません。安い料金でなくても、そこそこの値段で結構ですから、安全だけは犠牲にしないでというのが私の希望です。
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