函館市電ハイカラ号
2008年5月、函館市電のハイカラ号に乗りに来ました。1918年から函館市電で働き、その後ササラ電車(除雪車)として活躍し、引退した車両を当初の形に復元したレトロ調の車両です。車体は新造されましたが台車は当時のままです。ご覧の通り大正ロマンあふれる車両で前後には事故防止のためカウキャッチャーを備えています。車内も木目調で赤いモケットシートも往時を感じさせます。女性車掌が乗務し、乗車券の販売を行っています。運賃は通常の市電と同じですので、乗らない手はありません。ただし、1台しかないので、運行時刻はあらかじめ調べておく必要があります。通常の市電は台車が前に一つ、後ろに一つあるのですが、ハイカラ号は台車が車両中央部に一つしかないので、ピッチングをしながら独特の動きをする不思議な車両でした。しかし、函館の街並みとよくマッチする魅力的な車両です。地元の客はあまり利用しないのか車内はすいていましたが、函館を訪れたときははずせない車両です。
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コメント
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お~、我が故郷・函館。市電にはお世話になりました。最近は帰省してもあまり乗る機会がなくこの車両も眺めるだけでした。次回は乗ってみようかな・・。
投稿: 中新田のかかしママ | 2009年1月30日 (金) 07時20分
市電乗車とあわせて、ハリストス正教会や函館区公会堂、赤レンガ倉庫などを見学しました。五島軒でカレーライスも楽しみました。古い建物や街並みなどが随所に残り、歴史を感じさせる街ですね。いい街のご出身でうらやましくなります。
投稿: ミスターK | 2009年1月30日 (金) 21時22分