JR九州スタンプラリー20 日向市、霧島神宮、はやとの風
二日市駅を後にして、博多駅と向かう。博多からは夜行の宮崎空港行き「ドリームにちりん」で一夜を明かす。かつて、九州島内の夜行列車は、門司港駅を始発とし、鹿児島本線周りの西鹿児島行き急行「かいもん」、日豊本線周りの西鹿児島行き急行「日南」、早岐経由長崎行き普通列車「ながさき」の3本があったが、今はこの「ドリームにちりん」のみだ。かつての列車は、寝台車も連結していたのだが、いまはハイパーサルーン型の特急座席車という味気ない編成。
22時51分定刻発車。今日は日曜日ということもあって客は少なく、博多発車時点で乗車率は、30%程度か。
小倉で進行方向が変わるので、座席を反転させる。小倉では結構乗車があり、50%程度に改善。ただし、行橋、中津とたちまち下車してゆき、結局20%程度の乗車率になる。
日付が変わって大分駅1時34分着。ここで3時30分まで停車する。1時間56分も停車する。おそらく日本の鉄道の中で最長停車時間の列車だろう。列車の性能がアップしたが、夜行列車の場合目的地にあまりはやく着きすぎても困るので時間調整しているわけだ。
日向市着5時41分。今日最初のスタンプは、この駅から始まる。日向市駅は真新しい高架駅に生まれ変わっていた。完成は2ヶ月ほど前の2006年12月だ。ただし、2月の6時前のこと、まだ夜も明けておらず、駅舎もよく見えないのは残念だ。スタンプは改札の係員に申し出て出してもらう形態。図柄は、地元の「ひょっとこ祭り」にちなんだユーモラスなもの。
次の目的地は、霧島神宮駅。日向市駅発6時04分発の普通列車で宮崎駅に向かう。この駅はしばらく前から高架駅になっている。宮崎駅で駅構内のベーカリーショップで朝食にサンドイッチを仕入れる。
7時29分発「きりしま3号」鹿児島中央行きに乗車。乗車率は自由席で50%程度。出張に出かけるビジネスマン風の人が多い。霧島神宮着8時46分。霧島神宮駅は、その名の通り、霧島神宮への玄関口であるが、駅舎も神宮を模しているのか、柱、梁が赤く塗られ、入り口が鳥居になっていた。スタンプの図柄も当然霧島神宮だ。
霧島神宮駅9時02分発の普通列車で隼人に向かう。隼人からは特急「はやとの風」に乗りかえる。この列車は、JR九州の観光列車で、2両編成のディーゼルカーで黒い車体が自慢だ。内部は木目調で、明るい印象を与えている。スタンプはこの車内のカウンターに設置されている。図柄は、桜島をバックに走るこの列車だ。車内アナウンスは、女性のアテンダントが担当。
この列車は、肥薩線の吉松まで行くが、この線の途中駅、嘉例川(かれいがわ)は、明治36年の開業当時の駅舎が今も現役で、日本最古参の駅として知られる。
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