JR四国バースデーきっぷの旅 その3
坊っちゃん列車に乗り終えた後、市電で松山駅に向かう。ここで、バースデーきっぷを購入する。松山駅のみどりの窓口は、カウンターに格子戸がしつらえてあり、明治時代のきっぷ売り場を模した窓口になっている。バースデーきっぷは誕生月を確認するため、本人確認資料の提示を求められ、きっぷに自分の名前を署名するようになっている。私は今回一人旅なのだが、誕生月の人と同行する場合、連れの人も3人まで誕生月でなくてもバースデーきっぷを購入できることになっている。
松山駅からはまず宇和島に向かう。宇和島へは向井原駅から伊予長浜を経由する海沿いのルートと内子駅を経由する新線ルートの2経路がある。私はまず11時39分発の伊予長浜経由の普通列車に乗った。キハ185系の2両編成だ。キハ185系は特急車両だがここでは普通列車用に改造され、座席も4人向かい合わせに固定されているが、元は特急車両なので乗り心地は悪くない。
向井原から旧線ルートになるが、海沿いを行くので眺めはよい。今日の瀬戸内海は波が荒いようだ。曇り空なので海が灰色に見える。
伊予長浜からは海を離れ昿川沿いをいく。五郎の先で新線と合流。伊予大洲からは山越えとなる。いったん客は増えたものの、駅ごとに降りて、1両に10人も乗っていいない。
そんな状態が続いて、北宇和島につく。駅構内のポイントには凍結防止用カンテラに灯がともっていた。
14時35分、宇和島駅到着。ここから先は線路が伸びていないのでホームは頭端式になっている。駅前には大正時代に宇和島鉄道という軽便鉄道のレプリカ車両が置かれている。
帰りは、14時56分発の特急宇和海16号で松山に戻る。内子ではお遍路さん姿の客も持ってきた。特急列車であることと内子回りの新線を行くので行きの半分以下の時間で16時15分松山到着。
今日は今治に宿泊するのだが、まだ時間があるので、伊予鉄道高浜線と市内電車が平面交差する地点を見てこようと思う。一ヶ所は古町駅で、もう一ヶ所は大手町駅だ。古町駅は斜めにクロスするので、交差部分がダイヤモンド型になっていて、美しさがある。一方大手町駅は完全に90度にクロスしているので、通過する列車は独特のジョイント音を響かせている。平面交差はかつては阪急西宮北口駅でも見られたが、今はここだけだ。
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