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2008年12月 9日 (火)

JR九州スタンプラリー20 ゆふいんの森1号、由布院駅

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2007年2月4日、日曜日。ホテルの無料朝食をいただく。オレンジジュース、バターロール、コーヒーなどが食べ放題。私の鉄道旅行は、朝早く出発することが多く、せっかく無料の朝食がセットされているホテルに泊まりながら、その恩恵によくせないことも多いのだが、このホテルは6時30分から食べられるようになっているのでありがたい。

  7時10分、博多駅の有人改札口で、今日から通用開始の「九州特急フリーきっぷ」に改札スタンプを捺してもらう。今日の最初の目的は、まずゆふいんの森1号車内に設置されているスタンプだ。しかし、この列車に始発駅からは乗らない。先述のように今回全スタンプ押印とあわせて、JR九州の未乗線区にも乗ろうと思っているので、まず日田彦山線の豊前川崎~夜明間に乗るのだ。

 博多駅7時30分発の篠栗線でまず新飯塚まで行く。篠栗線は博多駅の新幹線ホームに接するように設置されている9番線から発車する。ホームの放送は自動化されており、私が乗る列車は、ホーム右手側の2両が終点直方まで、左手2両が途中飯塚まで行くと放送している。

 7時24分、定刻に入線してきた。車両は815系で、ステンレス車体、3ドアの転換クロスシートで木製の座席に、体が接する部分だけ黒いクッションが貼られている。

 7時30分発車。日曜の朝にしては乗客が多く、各クロスシートにはひとりかふたりは座っている。次の吉塚から鹿児島本線から分かれる。この篠栗線は以前は非電化でディーゼルカーが走っていたが、電化後ホームのかさ上げが行なわれた。停車駅でホームを見てもその様子が分かる。しかし線路の枕木は木のままで、コンクリート化されていない。

 原町(はるまち)発7時39分。九州では「原」の字を、「はる」と読むことが多い。この原町駅もそうだし、鹿児島本線と筑豊本線の乗換駅原田もそうだ。最近、宮崎県知事になった東国原知事も「原」の字を「はる」と読む。

 篠栗から山の気配になってくる。車窓はローカル線の雰囲気だが、この列車は電車なのでかなりのスピードで突っ走っていく。城戸南蔵院前を過ぎると長いトンネルに入る。篠栗トンネルだ。トンネルを抜けると、九郎原(くろうばる)でこの駅の「原」の字も「はる」だ。

 桂川で筑豊本線に合流。8時20分定刻に新飯塚着。ここで後藤寺線に乗り換え。降りたホームの反対側に後藤寺線の車両が停まっている。1両編成のステンレス車両で、2+1の転換クロスシートでワンマン車両だ。

 8時25分定刻に発車。窓枠の建て付けが悪く、スピードが上がるにつれてガタガタとうるさい。船尾駅の隣接する大きなセメント工場を眺めたりしながら終点田川後藤寺8時46分着。ここで日田彦山線に乗換。

 田川後藤寺発9時18分の列車に乗る。2両編成のディーゼルカーで色は白にブルーのラインが入っているが、国鉄時代から使われている旧式のものだ。二駅目の豊前川崎から夜明までが未乗区間になる。車内はハイカーが多く、彦山駅で下車していって車内は閑散として来た。線路脇にすこしづつ雪が増えてきたなと思うと長いトンネルに入る。釈迦岳の下を抜けるトンネルだ。

 右から久大本線が合流してくると夜明駅着。ゆふいんの森号にはここから二駅先の日田から乗る。日田着10時28分。

 これから乗るゆふいんの森1号は日田駅発10時35分ですぐくる。ホームではすでに20名ほどの客が待っている。終点の由布院まで50分ほどであるが結構乗客が多い。温泉帰りのにぎやかなおばさんの団体が大半である。

 車体をゆっくり揺すりながら、メタリックグリーンの車両がやってきた。4両編成で私の車両は前から2両目、にぎやかなおば様たちも同じ車両だった。自分たちの座席を確認するのに、指定券と座席番号を大声で何度も確認している。

 ゆふいんの森1号は、木目調の車内に、ハットトラック式の荷物棚、フローリングの床というおしゃれな車両で、JR九州の人気列車だ。2月の閑散期にもかかわらず乗車率は70%くらいだ。

 発車してさっそくスタンプを捺しに行く。スタンプの設置されている車両は、私が乗っている車両の後ろの3号車だ。3号車には今では珍しいビュッフェがある車両だ。ビュッフェには3人ほどの客がいて、生ビールを傾け、談笑している。そのビュッフェのカウンターの端にスタンプは設置されていた。ゆれる車内でスペースで狭く、捺しにくいが狙いを定め、慎重に捺す。図柄は、由布岳を背景にしたゆふいんの森号だった。これで3つ目ゲット。

 ハイデッカー車両でゆれが大きいなか、通路を戻り、座席に帰る。このゆふいんの森号は観光列車で、車窓から見える名所で徐行して景色をゆっくり眺めさせてくれる。杉河内駅の先の慈恩の滝もそのひとつで、徐行して滝をゆっくり眺めさせてくれた。アナウンスも女性の客室乗務員が行なう。快適な車内で、50分の乗車時間はあっという間にすぎ、11時26分由布院着。

 4つ目のスタンプはこの由布院駅にある。スタンプはきっぷ売り場に置いてあった。窓口氏に申し出てスタンプを貸してもらい押印。図柄は辻馬車だった。この駅舎は黒板塀に高い吹き抜けがあり、ゆふいんの森号ともども人気がある。

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