JR九州スタンプラリー20 九州横断特急、三角駅、二日市駅
6.九州横断特急、三角駅、二日市駅
熊本駅では、17時34分に到着する九州横断特急8号のデッキに設置してあるスタンプを狙う。熊本駅の停車時間が2分あるので、わざわざ乗車しなくてもスタンプを捺すことができるだろう。定刻に2両編成で到着。先頭車両の運転席脇に設置してあり、難なくゲット。それにしても九州横断特急というネーミングは普通名詞のようで親しみがもてない。確かに人吉から別府まで九州を横断するように走るから、その名の通りなのだが、もっと気の利いた名前が付けられないのか。
次の目的地は、三角線の終点三角駅だ。かつての豊肥本線を走っていた急行「火の山」は、三角駅まで直通で乗り入れていた。今は豊肥本線から三角線へ乗り入れる列車はない。熊本駅18時02分の普通列車で三角に向かう。すでに日が暮れており、窓外はよく見えない。18時50分終点三角着。折り返し時間が5分しかないので、スタンプを捺せるか不安だったが、改札係員に申し出ると奥から持ってきてくれた。図柄は天草五橋。
熊本駅に戻り、20時24分のリレーつばめ62号で二日市駅に向かう。二日市駅着21時37分。この駅は、駅自体は都市近郊のどこにでもある普通の駅なのだが、実は、ノーベル平和賞を受賞した佐藤栄作元内閣総理大臣が、若かりし頃駅長を勤めていた駅なのだ。佐藤元首相は、戦前の鉄道省のキャリア官僚で、現場修行の一環で25歳のときこの駅の駅長を4ヶ月ほど務めていた。その後、佐藤氏は運輸事務次官まで上り詰め、政界へ転身したのだ。駅構内には、記念碑もある。
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