尾小屋鉄道
なかよし鉄道に乗車した後、小松市立ポッポ汽車展示館にやってきた。ここでは、「なつかしの尾小屋鉄道を守る会」が、月1回保存車両の運行を行っている。尾小屋鉄道とは、石川県小松市の新小松駅と尾小屋駅間を運行していた軽便鉄道で、昭和52年に廃止された。
ここは非常に不便な場所にあり、路線バスは1日3往復、しかもバス停から急勾配を1km歩くと上記HPにあったことから、レンタカーでの行動とした。なかよし鉄道からは約30分、展示館付近の勾配は、自動車でもなかなかのものがあった。
運行される車両は、このキハ3型。塗装がていねいにほどこされている。この1両が展示館の一端をわずか50mほど、そろりそろりと走るもの。この鉄道も無料で乗れる。もとは、遠州鉄道奥山線で使用されていたが、昭和39年に当鉄道に移ってきたらしい。
車内はビニールシートのロングシート、床は板張り。線路幅762mmのナローゲージなので、ロングシートなのにクロスシートのような座席間隔だ。シートもところどころ破けている。運転席を見ると、クラッチペダルがあり、マニュアルトランスミッションと分かる。
乗車はできないが、蒸気機関車も煙をあげていた。
乗客には硬券乗車券がプレゼントされる。無料でもらえる。私にとっては、貴重なコレクションだ。
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