赤沢森林鉄道
平成20年11月2日、長野県上松町の赤沢自然休養林内にある赤沢森林鉄道に乗りに来ました。ここはかつてこの地で活躍していた森林鉄道を昭和62年に一部区間復活させたもので、毎年4月から11月まで運行されています。私は最近はこういった正規の鉄道でないものも乗り歩いています。
ここは最寄り駅からの交通の便が悪く、またこの後の予定も勘案し、マイカーで来ました。朝5時に横浜を出、9時30分に現地に着きました。ちょうど紅葉の時期なので楽しいドライブでした。
車を下りると外は相当に寒く、外気温は8度です。さっそく乗り場に行き、乗車券を購入します。往復でも片道でも800円です。乗車券は森林鉄道らしく木製でした。
発車は10時なのでちょっと時間があるので駅に隣接した森林鉄道資料館を見学しました。 今の天皇が皇太子の時、昭和32年に上松駅からここまで乗車した御料車が展示されていました。車両の長さは5mほどで椅子は6脚で本当にかわいらしいものでしたが、しっかり手入れされていてうれしくなりました。
時間になると団体の客も集まってきて、結構なにぎわいになりました。
車両はディーゼル機関車を先頭にオープンの客車が4両です。ほぼ満席の盛況です。
自然休養林の中の川沿いを1.1kmほどゆっくり登ります。川の水が透き通っていて、川底まではっきり見え、本当にきれいでした。
10分ほどで折り返し地点に着きます。下りて写真が撮れるように4分停車します。左に分岐する線路が見えたので、廃線跡でしょう。
座席が昔の新幹線のように転換クロスシートになっていて、常に前向きに座れるようになっています。
往復25分ほどで戻って来ました。次の便に乗る客で行列ができていました。長野県の山奥にあるにもかかわらず流行っているものです。さすがは森林浴発祥の地です。皆さんも是非御乗車してみてはどうでしょうか。
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