青函トンネル
一昨日、日本一短いトンネルをご紹介しましたが、今日は日本一長いトンネルである青函トンネルをご紹介します。この写真は2006年8月に開催された青函トンネルウオークです。青函トンネルウオークといっても列車の走るトンネルを歩くわけではなく、先進導坑と呼ばれる列車のトンネルの脇に設けられた試験用トンネルを歩きます。
歩く区間はトンネル全部ではなく、吉岡海底駅から竜飛海底駅までの約23kmで、ちょうど津軽海峡の海底下の区間を歩きます。
先進導坑といっても立派なトンネルです。事前にもらった資料では、気温は20度、湿度は90%とあります。暑くもなく、寒くもなく、Tシャツでちょうどいい気候です。直射日光もささず、車を気にする必要もなく、快適なウォークです。ただし、景色が変わらないので単調でもあります。
すこし見づらいですが、ここは日本一低い水準点です。ここまでの区間はゆるい下り勾配でしたが、ここから先はゆるい上り勾配になります。1000分の10の勾配のはずです。
こちらがウオークの終点竜飛海底駅です。約4時間半で踏破しました。北海道から本州まで歩いて渡ったことになります。
皆様も歩いてみたいと思うでしょうが、残念ながら現在は北海道新幹線の工事の関係でこのイベントは開催されていません。いつかまた機会があると思いますから、そのときはぜひどうぞ。
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