北海道開拓の村馬車鉄道
今回は北海道開拓の村にある馬車鉄道をご紹介します。一昨日、人車鉄道をご紹介しましたが、今回は馬車です。
北海道開拓の村は、明治から大正にかけての北海道の開拓時代の建物や生活の様子を再現した施設で、開拓村の入り口の建物は、旧札幌駅舎が移築されています。そして園内のメインルートに馬車鉄道が敷かれています。
車両は宮城県松山町の人車鉄道よりは若干大ぶりで丈夫そうな気がします。旧・浦河支庁舎前から旧・ソーケシュオマベツ駅逓所前まで、約400mを行き、乗車料金は200円です。
御者が手綱を絞ると、馬が動き出します。乗客は7,8人いますが、人車よりはパワーがありそうでスピードも出ます。しかし馬1頭ですから、馬力は1馬力のはずです。線路は路面電車のように地面に埋め込まれていて、枕木は見えません。そこを馬に引かれてパカパカと進んで行きます。
線路は複線になっていて、途中で対向車とすれ違います。古い建物やきれいな自然に囲まれていて、のどかでおおらかな時代をしのぶことができます。
冬になって雪が積もるようになると、馬そりになるらしいです。いずれにしても、化石燃料をまったく使用しないエコな鉄道で、これからの時代見直されるかもしれません。
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