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2008年10月 6日 (月)

松山町人車軌道

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人車鉄道というものをご存知でしょうか。人間が押して動く鉄道で、かつては実際に各地に存在していました。現在は宮城県の松山町で、9月のコスモス祭りの時にだけ、復元車両が運行されるだけになっています。

場所はJR東北本線の松山町駅から徒歩30分のところにある御本丸公園内コスモス園で、その公園の山頂の一角で運行されています。駅前にはタクシーもとまっていない駅で、公園までトボトボ歩くしかないのですが、かつてはこの駅と松山町の中心部を結ぶために人車鉄道が存在したはずなのです。1922年に開業し、わずか6年後の1928年にはもう運行をやめてしまったようで、廃線跡なども残っていません。

人車鉄道は、急坂を登りきった山頂にあり、運行距離は約200m、運賃は一人1回200円です。ループ線になっていないので、同じく区間をいったりきたりします。車両定員は座席は8名分ですが、車内の掲示を見ると、最大15人まで乗れることになっています。これを二人の男性(学生アルバイト風)が押します。これでも鉄道なので、いったん動き出すとあとはほとんど惰性で進みます。ごろごろとした乗り心地で、スピードは歩いたほうが速いですが、人間に押してもらって何だか申し訳ないような気持ちです。

この車両自体はJR東日本が平成4年に復元したものですが、当時の車両が現存し、さいたま市の鉄道博物館に展示されているらしいのですが、私が行ったときには見かけませんでした。

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