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2008年9月 2日 (火)

ひたちなか海浜鉄道

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8月31日、ひたちなか海浜鉄道に乗りにいきました。この線は今年4月に茨城交通から組織変更で現社名となりました(それまでの茨城交通単独の会社から、茨城交通とひたちなか市の出資による第3セクターに変更)。経営形態が変更になっても、走る線路自体は変更になるわけではないので、基本的に乗りなおしはしないのだが、この線には25年前に全線乗り、10年前に関東の駅100選スタンプラリーで途中の那珂湊駅まで来たことがあるだけなので、この際もう一度全部乗りなおそうと思い、やってきた。

13時14分発の列車に乗る。車両は1両、側面にひたちなか海浜鉄道の社名がしっかり記されているが、駅舎や改札には大きな表示があるわけでもなく、それ以外は特段大きな変化はない。テツが5、6人乗っている。皆一人旅のようだ。座席はオールロングシート、ワンマン運転で、車内アナウンスの放送が少し音が小さい。

運転方法は、ちょっと加速してはすぐノッチオフし、省エネ運転を心がけているようだ。10年前に乗ったときにもそんな運転をしていたのを思い出した。したがって走行時はアイドリングの音がやけに響く。

那珂湊で交換する。駅構内が車両基地になっていて、廃車予定のさびついた車両も数台あった。そのなかでステンレス製の車両が1台あった。東急の初期のステンレス車両のように車体にコルゲーション(ひだ)がたくさんあったが、ディーゼルのステンレス車両は昔は珍しい。

終点、阿字ヶ浦は無人駅になっていた。駅のホームは意外に長く、3両編成の列車が停止できるように停止標識があった。昔は海水浴客でにぎわうこともあったのだろう。この駅にも留置線に廃車が2両放置されていた。

経営形態が変わったということで久しぶりに乗ったが、あまり変わったという感じはしなかったが、10年前に乗ったときよりは乗客は多いような気がした。今後とも末永くがんばっていってほしいと思う。

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コメント

お越しいただきありがとうございます。
貧乏所帯ですので、見た目が変わるような投資もできません。なんとか経営改善しようとがんばっています。
なにより、ご利用いただくのが一番大切ですので、機会があればまたお越しください。沿線には、お魚、公園、町並み、海、魅力がいっぱいです。
ちなみに、当社線は最高時速50キロなため、すぐ惰行運転になります。もう少し速い方がいいですよね。(吉田)

さっそくのコメントありがとうございます。まだ、開設したばかりのブログですが、よく見つけていただきました。社長様自らのコメントで頭が下がります。
限られた予算の中で、最大の効果を出さねばならないお立場で苦労されているにもかかわらず、「あまり代わり映えしない」と発言したことを反省しています。
6ヶ月通学定期利用者への図書券交付や各種鉄道グッズの販売などいろいろご努力されていることを感じました。また殿山駅ではボランティアの職員なのでしょうか、老齢の職員が改札に立たれているのも見かけました。
私はブログでご紹介する程度しか協力できませんが、地域や鉄道ファンの支援で、末永い発展を期待します。
なお、スピードは速いに越したことはありませんが、速い鉄道に乗りたいときは京急に乗りにいきますから、御社は御社のペースでいいと思います。安全第一でお願いします。

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