昭和の鉄道の思い出5 改札口
昭和の鉄道の思い出、5回目は改札口です。ステンレス製のボックスの中に駅員が入り、パンチと呼ばれる改札鋏をカチカチとリズミカルに打ち鳴らしていました。大きな駅ではずらりと駅員が並んで、その迫力に圧倒されました。きっぷを差し出すと、さっと切り込みをいれ、ぱっと返してくれました。だから、改札口の周りにはいつもきっぷの切りくずが散乱していました。駅によっては改札鋏の下側に、カメラのプラスチック製のフィルムケースを取り付けて、切りくずが下に落ちないようにしていました。改札鋏は駅によって切り込みの形が異なり、またきっぷに入れる切込みの位置も時間帯によって異なったりして、不正乗車防止を図っていました。1分間にさばく人数も今の自動改札以上だったと思います。もっともどこまで性格に乗車券をチェックしてたかは不明です。
今回の写真は、消える魔球を投げる星飛雄馬です。土ぼこりが舞っているのが消える秘密です。
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