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2023年12月 4日 (月)

一ノ関運輸区入線の旅(一ノ関まで)

JR東日本盛岡支社から「DE10 Nostalgic Photo in 一ノ関」と題するツアーが発売された。一ノ関運輸区内でDE10やキハ110、三陸鉄道36型の撮影ができるツアーだが、その撮影会場まで直通列車が運転されるので、私にとってはそちらのほうが興味がある。開催日は11月22日の水曜日となっている。開催が早めに決まっていたので、会社の休みをあらかじめ入れておき、無事参加できることになった。集合時刻は14時30分と遅めだ。

まず新横浜発10時54分のひかり642号でスタート。東京駅まで新幹線利用はぜいたくに感じるかもしれないが、短区間の特定特急券になるので混んだ在来線に乗るよりゆったりできる。

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東京駅に11時12分に到着。18番線だったのでホームの南端にある十河信二総裁のレリーフを見にいく。新幹線建設に功労のあった国鉄総裁だ。

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これから乗るやまびこ59号は一ノ関まで2時間半ほどかかるのでグリーン車にした。早く予約したので30%引きとなり、普通車と変わらない値段で利用できた。東京駅発車の時点でグリーン車は半分くらいは埋まっていたが、幸い私の隣りは誰も乗って来なかった。東京駅の駅弁屋「祭り」で大船軒の鯵の押し寿司を買う。肉厚の鯵がおいしく、ビールが進む。

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昼酒で気分が良くなり、うたた寝するうちに、宇都宮、郡山、福島と無意識のうちに過ぎてゆき、14時11分一ノ関到着。ここではやぶさに抜かれるため3分停車となった。

2023年12月 3日 (日)

ニューシャトル丸山車両基地(急行いな号)

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車両基地内のイベントが全て終了し、物販コーナーを見てみると、記念切手シートやクリアファイルなどが販売されている。 

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帰りの列車は1番線に停車しており、前面の非常扉を開けてハシゴで乗車する。乗車したのは1050系52編成でニューシャトルでは最古参の車両となる。急行いな号の表示を付けていて丸山駅から大宮駅までノンストップで走る。

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半円形の急勾配を上り、丸山駅中線に停車する。ここから大宮駅までノンストップで走行する。行きもノンストップで走行したが、先行列車の関係で所要時間は各駅停車の運転時分と同じだったが、帰りは通過駅を減速せずに13分で走破した。まさに急行だ。

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大宮駅に戻り、急行いな号の表示を確認して、ツアーは終了した。

2023年12月 2日 (土)

ニューシャトル丸山車両基地(車両基地内イベント)

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車両基地に到着し、3班に分かれて基地内を見学する。私の班はまず車両撮影会となる。いちばん右が最新型の2020系でグッドデザイン賞を受賞した。まんなかが1050系、右が2000系。1050系は手動の行き先表示板を備えていて、リクエストに応じて行き先表示を適宜変えてくれる。

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続いて検修庫に移動するが、前の班の見学が続いていて入り口で少し待機する。検修庫の前には列車指令所があり看板が出ている。大手の鉄道会社だとテロ対策などの観点から指令所の場所は明らかにされていないが、ここはオープンだ。

前の班の見学が終わり、我々の番になり、構内で車両の説明を受ける。車輪の前部にはスノープラウが装備され、積雪時に電動で降下させて排雪する。ゴムのブラシなので圧雪状態になると役に立たないらしい。 

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モーター部分。各車両のうち片方の台車だけが電動台車でもう一方は付随台車になっている。車幅が狭いのでモーターの回転軸と車軸が直角に配置されている。

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こちらは集電部分。架線ではなく第三軌条から集電する。第三軌条は鉄道の架線のようにジグザグに張られていないので集電用の擦り板は1箇所だけすり減ってしまい、3ヶ月程度で交換が発生するらしい。擦り板が3枚あるのは三相交流のため。

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最後に運転台見学。ゆりかもめのような自動運転装置は備えておらず、運転士が自分で運転する方式。ドアはミラーを目視して手動開閉する。使用頻度は低いが、定速走行装置や坂道発進機能なども備えている。 

2023年12月 1日 (金)

ニューシャトル丸山車両基地(車両基地入線)

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大宮駅周辺でガチャや写真展を楽しんだ後、ニューシャトル大宮駅で受付を済ます。ツアー専用列車は大宮駅長の出発合図を受け、12時35分に発車した。参加者は15名程度で、6両編成に分散して乗車するので余裕をもって座れる。 

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新幹線高架橋と同じところを走行するので車窓からは新幹線がよく見える。ニューシャトルは東北新幹線と上越新幹線の分岐部が設けられることにより町が3分割される伊奈町への見返りとして建設された。実際には新幹線は高架橋で建設されているので新幹線ができたからといって、町内住民の移動に不都合が生じるわけではないが、いろいろな曲折を経て、1983年12月に開業した。当時は羽貫までの営業で、私は開業1週間後に乗車した。

 我々の列車は各駅を通過しながら進行し、12時52分丸山駅の中線に停車した。

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ここで進行方向を変えて、丸山車両基地へと入線する。ちょうど隣のホームに12時56分発の大宮行きが停車していて、この車両と同時発車した。

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我々の列車は左回りで半円を描きながら高架を下っていく。

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地平に降りると洗浄線があり、洗車体験をしながら、さらに奥に進み、

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多くの車両が待機する中、左へ左へと進み、

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基地内2番線に停車した。

2023年11月30日 (木)

ニューシャトル丸山車両基地入線(タムロン鉄道風景コンテスト)

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大宮ガチャを楽しんだ後、大宮そごうで開催されている「鉄道のまち大宮タムロン鉄道風景コンテスト」を見学した。これは今回で16回目になるイベントで、一般の写真家が「私の好きな鉄道風景ベストショット」を投稿するもので、参加者は9,500人にも上っている。タムロンはさいたま市に本社を置くカメラレンズメーカーだ。

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左が一般の部で、右が18歳以下部門になっている。詳しくは現地で見学いただきたいが、左は定番の下灘駅の夕景で、右はフェンス越しに撮影された新幹線だ。

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こちらは大宮駅のNewDaysで売っていた大宮小饅頭。新幹線がプリントされている一口サイズのおまんじゅう。

2023年11月29日 (水)

ニューシャトル丸山車両基地入線(大宮ガチャ鉄道のまち大宮編)

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ローソントラベルから「ニューシャトル開業40周年記念イベント ニューシャトル彩発見ツアー 第2弾 見る・撮る・体感する 「急行 いな」の旅(大宮駅発着)」と題するツアーが発売された。埼玉新都市交通ニューシャトルは1983年12月に開業し、今年が40周年にあたるので、それを記念してのイベントになる。このツアーの中で丸山車両基地に入線する列車が運転される。となると車庫線好きにはこれは見逃せない。予約開始と同時に申し込み、無事参加できることになった。開催は11月19日、集合は12時15分ニューシャトル大宮駅前となっている。

ところで大宮駅界隈では大宮ガチャがはやっている。大宮周辺の人気スポットのキーホルダーが出るガチャガチャで、そのスポットの選択がディープで人気だ。たとえば、「大宮中央デパート」「伯爵邸」「日高屋」などで、大宮中央デパートはすでに閉店になった老舗の地元百貨店で、伯爵邸は24時間営業のB級グルメレストラン、日高屋は大宮に本社を置くラーメン中華のお店だ。そのほか氷川神社やアルシェビルなどのノーマルなものもある。

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その大人気大宮ガチャに鉄道のまち編が登場した。大宮は古くから鉄道工場が置かれ、鉄道のまちとして発展し、それにちなんだ鉄道モノガチャが発売されている。今回大宮に来たついでに試してみた。左は大宮駅にある上越新幹線の0キロポストのキーホルダー。上越新幹線は大宮駅が起点になっている。

その右側にあるかたまりが新幹線トロリー線で、本物を短くカットしたモノで、めったに出ないレアモノになっている。私は2回目に引き当てたのでくじ運がいいようだ。

大宮ガチャは大宮駅周辺に10ヶ所くらい設置されているので、皆さまもぜひお試しください。1回300円です。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000061731.html

2023年11月28日 (火)

新潟車両センター乗り入れの旅(大宮横丁)

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成田エクスプレスで東京駅に着いて、今回最後の目的地大宮駅に向かう。大宮駅構内には2年ほど前に「大宮横丁」というフードコートができて、ラーメン、スパゲティ、焼きそばなどの日本各地のご当地グルメが楽しめるようになっている。

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店内は昭和レトロなデザインだ。

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昭和のアイドルのポスターなども飾られている。

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私は神戸ぼっかけ焼きそば980円を賞味。昭和の雰囲気が感じられるスポットが駅ナカにあるのは便利だが、味は少々物足りなかった。

改札を出て南銀座通りにある焼きとりの店「かしら屋」に立ち寄った。

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メニューはほぼ焼きとりのみで、1本食べ終えると注文もしないのに追加を置いてくれる独特のシステムだ。

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この男性が焼きを仕切っていて、客の食べぐあいを見計らって焼きたてを置いてくれるのだ。

今回の日帰り旅では新潟車両センターに入線できたのが最大の収穫だが、京成とJRの信号場に入れたのも収穫で、さらに大宮でグルメも楽しみ密度の濃い旅だった。これで「新潟車両センター乗り入れの旅」を終わります。

2023年11月27日 (月)

新潟車両センター乗り入れの旅(堀之内信号場)

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根古屋信号場を体験したのち、スカイライナーを新鎌ヶ谷で下車し、アクセス特急で成田空港駅に戻る。北総線は列車が高速で通過するのにホームドアがなく事故が心配だ。

成田空港駅からは今度はJRの成田エクスプレスに乗車する。成田空港第2ターミナル駅と成田駅の間は単線だが、その中間に列車交換用の堀之内信号場がある。先ほど訪れた根古屋信号場を京成に譲ったJRはその代わりにここに信号場を移設したのだ。日中の上り成田エクスプレスがここで下り成田エクスプレスと交換する。17時46分発の成田エクスプレスに乗車。12両編成で全ての車両が大船行きで、私の乗った2号車は客が10人ほどしか乗っていない。先ほどのスカイライナーが50%くらいは乗っていたからJRの乗車率は芳しくない。

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成田空港第2ターミナルを出ると自動放送で、「まもなく列車行き違いで停車する」旨の案内があった。交換待ち用の自動放送が用意されているのは驚きだ。左に分岐し、しばらく待機する。画像は先ほどスカイライナーから撮影してので2本の線路が見えている。入線したのは手前側の線路になる。ここで数分停車し、下り成田エクスプレスと交換した。堀之内信号場を出ると、途中千葉に停車した後、東京までノンストップで走行する。

2023年11月26日 (日)

新潟車両センター乗り入れの旅(根古屋信号場)

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センター内のイベントは15時まで続き、所要時間は4時間半ほどになっている。撮り鉄の人は熱心に撮影しているが、私は時間を持て余すので離団することにした。担当者に申し出ると職員しか利用できない専用の跨線橋を教えていただき、そこから出場した。越後石山駅までは3分ほどだった。早く離団できたので当初予定していなかった目的を実行することにした。

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まず新潟駅発13時03分のとき62号に乗車。臨時列車のせいか普通車の乗車率は半分に満たなかったが、グリーン車、グランクラスは満席という放送だった。この日の新潟地方は11月というのに最高気温が26度でかなり暑かったので、昼からビールで水分補給をすることにした。新潟限定ビールの「風味爽快ニシテ」をいただく。

14時54分、上野着。上野で新幹線を降りて改札を出るのは相当久しぶりだ。おそらく東北新幹線上野開業の1985年3月以来ではないだろうか。

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上野から京成上野に出て15時20分発のスカイライナーに乗車。印旛日本医大からは最高速度が時速160kmに上がり、在来線の列車とは思えない走りになる。

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モニターからは前面展望の映像も映し出されている。16時03分成田空港駅に到着。ここで折り返し16時13分発の上りスカイライナーに乗車した。成田空港第2ターミナル駅と成田湯川駅の間は単線で、中間に列車交換用の根古屋信号場が設置されている。毎時13分発の上りスカイライナーがここで下りスカイライナーと交換するので、それに乗るのが今回の目的だ。

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本線から左に分岐し、しばらく待機していると、下りスカイライナーが猛スピードで通過していった。1時間に1回程度は使用されるので超レアな信号場ではないが、それでも満足だ。なお、この根古屋信号場はかつてはJRの信号場があった場所で、後に京成に信号場を譲ったところなので、新根古屋信号場と呼ぶ場合もある。

2023年11月25日 (土)

新潟車両センター乗り入れの中(センター内イベント)

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新潟車両センター29番線から下車し、その後は車両センター内でのイベントになる。あらかじめ渡されている資料にタイムテーブルがあり、撮影会、運転台体験、センター内見学ツアーなどが細かく予定されている。

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我々が乗ってきた車両のほか、海里、EF81、ED76などが横並びに展示されている。出羽、北陸などのヘッドマークも準備され、交換しながら撮影が続く。

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こちらはキハ110系の運転台見学。ノッチを入れても車両が動かない設定になっているがエンジンは回転するので轟音が鳴り響く。

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小型除雪車。ラッセル車を出動させるほどではない場合に使用される。レール用車輪と一般道路用車輪の両方が備わっている。

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こちらは研削庫。車輪を削って均一にする作業を行う。以前はJRの社員が行なっていたが、現在は協力会社の社員が作業を行なっている。削りカスはスクラップとして売却される。

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待機している車両は大半がE127系だった。

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